こんにちは!ミレーです。
この度、2019年1月10日にようやくアドセンス審査に合格しました!
審査は簡単に合格している人もいれば、なかなか合格しない人もいますよね?
ボクはどちらかというと後者でなかなか合格できず、23回目の審査でようやく合格に至りました。
この23回もの審査の経験は今審査で悩んでいる人やこれから審査に臨む人の役に立てると思いました。
そこで今回は、
- アドセンス審査合格できた一番の要因
- 「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」の対策
- 23回分のアドセンス審査経過のまとめ
について書いていきます。
ボクの23回分の審査経過やその中でも特に効果的だったと思えたポイントを盛り込みましたので、是非参考にしてみてください!
すぐに結論を知りたい方は、一番はじめの「合格できた一番の要因」という見出しをご覧ください!
→近年困難になったアドセンス審査を最短で通したい方はこちら!
【結論】ボクがアドセンス審査に合格できた一番の要因
では早速結論として合格となった対策について紹介します。
アドセンス審査合格までの決め手
アドセンス審査は22回落とされたので、その分対策を行ってきましたが、その中でも決めてとなったのは以下の3つです。
この3つ以外にも多々対策を行いましたがその詳細はこの後で紹介します。
- 最新の情報をチェックする
- 少数精鋭記事のみにする
- 一つのテーマに特化したブログ
最新の情報をチェックする
特に2018年11月以降は審査基準が変わったことから、常に新しい情報をチェックして心当たりあるものはすべて自分の対策に取り入れていました。
アドセンス審査の対策を紹介しているブログのアイキャッチ画像が”ポップコーンの坊や”を出しているブログは
基本的に参考にしませんでした。
また、数回で合格した人より何度も申請してようやく合格した人のブログが特に参考になります。
少数精鋭記事のみにする
2018年11月からは不合格理由がずっと「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」だったため、”複製”と判断された原因をあぶりだすために記事を4記事まで減らしました。
この4記事はブログ内で一番独自性が高い記事です。
このあとさらに2記事までに減らしました。2記事まで減らして再申請したときに不合格でも理由が「コンテンツの量が不十分なサイト」となれば、複製の原因記事が特定できるとボクは考えたからです。
一つのテーマに特化したブログ
ドメインは変更してませんが、結果として2記事まで減らしたときに同じカテゴリ内に収まる記事内容でした。
ブログ全体をこの残ったカテゴリのテーマに一貫するようにタイトルや運営者情報など変更しました。
もともとは雑記ブログでしたが、テーマに一貫性があるブログとして申請したときに初めて「コンテンツが複製されているサイト」から「作成中のサイト」に変わり合格に至りました!
合格時のブログ構成
合格時のブログの構成は以下の通りです。
記事数 | 3 |
文字数 | 1,700~3,500文字ほど |
ジャンル | 特化(IT関係の仕事で経験したこと) |
カテゴリ数 | 1つ |
プライバシーポリシー | あり(PDF)PDF化は念のため程度 |
お問い合わせ | あり |
サイトマップ | あり |
運営者情報 | あり |
画像 | すべて自前(キャプチャ) |
リンク | 内部のみ |
アドセンス審査合格までに行った対策の全体像
それでは、ここからは合格までに行った以下の対策についての詳細を紹介します。
- ポリシー違反をしていませんか?
- 他のサイト、ブログのコピー(複製)と疑われそうな箇所はありませんか?
- 自分のサイト上に同じような記事(複製)はありませんか?
- 最新の情報をチェックする
- 不合格の原因となる箇所の洗い出しをしやすくする
- 仮説と検証を繰り返す
ボクの初めての審査は2018年6月でした。
この記事をご覧の方であればご存知と思いますが、2018年11月から審査基準が変わったので基本的にこの11月以降に行った対策の紹介になります。
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」の対策
ポリシー違反をしていませんか?
この対策を行ったのは11月以前のことなのですが、大事なことなので紹介します。
アドセンスのポリシーに抵触しそうな記事がないか?という確認ですが、ボクの場合は以下の2つが怪しいと感じました。
YMYL(厳密に言うとアドセンスのポリシーではない)
「YMYL」というのは「Your Money or Your Life」の略で、健康や経済面、安全の面で読者に影響を与える可能性があるジャンルのことです。
ボクの場合は金融記事や経済面に影響する契約が関わってくる記事があったので、疑わしい記事は下書きにしました。
参考)YMYLとは?
著作権
ブログの中にオーディオブックや映画アプリについての記事がありました。
画面キャプチャを掲載していたのですが、本の表紙や映画のポスター画像が表示されていたので、著作権に係ると思い念のため下書きとしました。
他のサイト、ブログのコピー(複製)と疑われそうな箇所はありませんか?
”コンテンツが複製されているサイト”という結果が来ると、「ぇ?コピペなんかしてないよー!?」と皆が感じることではないでしょうか?
とても戸惑う不合格理由ですよね?まさにボクもその一人でした。
この「複製」にはとても苦しめられました。そこで対策としたのはコピペチェックツールの「CopyContentDetector」です。
初めてツールを使ったときは一致率が50%を超えていたものがあったので、その記事は下書きとしました。
このとき下書きにした記事が原因の可能性があったので、一旦申請してみましたがまた「コンテンツが複製されているサイト」で不合格でした。
後にこのツールですべての記事の一致率を30%未満になるように修正しました。
コピペチェックで一致率を30%未満まで落とすというのは苦労します。修正してはチェックをひたすら繰り返しました。
固有名詞を使っているとなかなか一致率が落ちなかったので、なるべく使わないようにして表現できる書き方に修正したり、文字数がある程度あるものは思い切って削除しました。
思い切って削除するのが一番コピペチェックの一致率が下がりました。
コピペチェックをして一致率を下げると”複製”とならない、というわけではありませんが、念のためのチェックとして実施することをオススメします!
自分のサイト上に同じような記事(複製)はありませんか?
上述の通り不合格理由が”複製”だと「他のブログと被ってた?」と思いますよね?
情報収集していて気付いたのですが、自分のサイトに重複コンテンツとなる可能性がないか?という観点がボクにはありませんでした。
この観点は「神倉道楽堂」さまの対策記事で気づくことができました。「複製」についての対策が細かく書かれているので、是非参考にしてください!
ここでの対策は同じテーマで記事が2つある場合は一つ下書きとしました。
また、ボクは似たような言い回しや同じ単語をよく使う癖があったので、同じ言い回しや単語を使っている箇所を修正しました。
上述のコピペチェックでの一致率を下げること(30%未満)と自分のブログ内での重複対策をして再度申請しましたが、不合格理由は変わらず「コンテンツが複製されているサイト」でした。
これでも不合格理由が変わったので、「コンテンツが複製されているサイト」が何を意味しているか分からなくなってきました。
「審査している人に嫌われているんだろうか?」とも思うようになってきました。
ここではまだ合格に至ってませんが、同じことを何度も書かないようにした方がいいです。
最終的に合格している3記事は記事内で同じ単語や文章をなるべく繰り返さないように意識はしてました。
読者にストレスのない文章を目指しましょう!
最新の情報をチェックする
結論で触れましたがこれがかなり大事です!最新の情報というのは直近で合格した人のブログを参考にします。
アドセンス審査に係るキーワードで検索すると、最近合格した人がどのような対策をして合格に至ったかが紹介されています。
ボクも毎日のように最新の情報を検索しては紹介されていることを自分のブログに取り入れて申請してました。
情報があるだけでなく、自分と同じように試行錯誤をして合格している人の情報というのは励みにもなります。
最新の合格者のブログを見ることで、ボクは10回以上審査に落ちても前向きに取り組むことができました!
特に何度も不合格を経験している人のブログが参考になりました。
中でも「ひよこは旅をする 吉田航基」さまの記事はよくまとめてあり大変参考になりました!
先に合格された先輩方その節はありがとうございました!
仮説と検証を繰り返す
前述の最新情報のチェックと繋がりますが、直近で合格した人の対策から自分のブログ状態を比較して、不合格の要因となった部分の仮説を立てて、ブログを修正し申請(検証)をします。
謎の「2週間ルール」を聞いたことがあるかもしれませんが、ボクは修正したら速攻で申請していました。不合格になった当日に再度申請したこともあります。
できることは何でも積極的に実行していけばいいんです!
とは言え、不合格になればなるほどネガティブな気持ちになると思います。
ボクの場合は、最初はアドセンスに合格するというのは一つの目標としていましたが、審査の仕組みを解剖していくことに目標を変えることで前向きにかつ積極的に申請(検証)する気持ちになることができました!
ボクも何度も申請しても不合格という結果が来ているときは、「合格した人の対策をしているのに何でダメなの?」と感じることがありました。
そういう時こそ審査待ちの時間にも「もしまたダメだったら?」という風に仮説を建てて、次回の対策の準備をしておきましょう!
不合格の原因となる箇所の洗い出しをしやすくする
これは最初に結論として紹介した「少数精鋭記事のみにする」に当たります。
記事が多ければ多いほど不合格となる要因が増えるわけです。なので、ボクの場合は最終的に2記事まで減らしました。
2記事まで減らしても、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」という結果であれば一度下書きにした記事と入れ替えたりして、原因を探りました。
つまりブログをシンプルな状態にしたうえで、仮説と検証を繰り返すようにしたんです。
23回分のアドセンス審査経過のまとめ
ここまではボクが行ったそれぞれの対策を紹介しました。ここでは参考までに時系列に合格までの経過をまとめたものを掲載します。
審査回数 | 審査申請日 | 合否連絡日 | 記事数 | 審査結果 | 対策など |
1回目 | 2018/6/6 | 2018/6/7 | 15 | 価値の高い広告枠について (ウェブマスター向けガイドライン) | ・独自性を出すため記事に自分の考えや経験を追加 ・記事数を追加 ・利便性向上のためカテゴリ分けを見直し |
2回目 | 2018/8/1 | 2018/8/2 | 32 | 価値の高い広告枠について (ウェブマスター向けガイドライン) | ・利便性向上のためカテゴリ分けを再度見直し ・独自性が低い記事と判定されている可能性 →フリー素材の画像を削除、引用をなくして自分の言葉にして修正 ・外部へのリンクを削除 ・運営者情報の見直し ・プライバシーポリシーの見直し ・利便性向上のため、ヘッダーとフッターのメニューを同じにする ・サイドバーのプロフィール追加 ・複製されたコンテンツと思える記事を下書きに戻す ・文章(タイトル、記事、改行など)の見直し |
3回目 | 2018/9/6 | 2018/9/7 | 10 | 価値の高い広告枠について (ウェブマスター向けガイドライン) | ・YMYLに抵触しそうな記事を下書きに戻す ・記事コンテンツの追加 ・運営者情報の見直し |
4回目 | 2018/9/12 | 2018/9/13 | 10 | 価値の高い広告枠について (ウェブマスター向けガイドライン) | ・肖像権や、著作権に抵触しているおそれがある画面キャプチャを削除 ・プライバシーポリシーの見直し ・記事コンテンツの追加 ・記事タイトルが重複しているように見える記事の修正 |
5回目 | 2018/9/17 | 2018/9/18 | 12 | 価値の高い広告枠について (ウェブマスター向けガイドライン) | ・ウェブサービスの画面をキャプチャして解説した記事がポリシーに引っ掛かっている可能性 →該当するキャプチャ画像を削除 ・独自性が低いと判定されている可能性 →既存記事に検索意図、画像オリジナル性、独自性に着目して修正 ・プライバシーポリシーの見直し ・2週間以上空けて再申請する |
6回目 | 2018/10/17 | 2018/10/17 | 13 | 価値の高い広告枠について (ウェブマスター向けガイドライン) | ・利便性向上のため、記事毎に関連する記事があれば、関連記事として内部リンクを追加 ・記事全体に文字装飾を追加(分かりやすさ、利便性向上) ・記事全体で分かりにくい箇条書きを表に修正(分かりやすさ、利便性向上) ・独自性を出すため記事全体の内容の深堀り ・運営者情報の見直し ・独自性を盛り込みにくいwebサービス解説記事を削除 |
7回目 | 2018/11/7 | 2018/11/7 | 14 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・独自性を出すため、記事全体の内容の深堀りと自分の経験を追記 ・運営者情報の見直し |
8回目 | 2018/11/19 | 2018/11/19 | 12 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・似た画像が複製と判断されている可能性を考え、運営者画像をジェネレーターによる生成物から筆者写真に変更 ・運営者名を追加 ・記事の複製の可能性を低くするためブログコピーチェック 「CopyContentDetector」にて一致率判定が「要注意」(一致率57%)だった記事の削除(それ以外の記事における一致率判定は「良好」で40%以下) |
9回目 | 2018/11/20 | 2018/11/20 | 11 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・フォーラムに相談し、回答から以下を実施 ・口コミ評判記事は複製とみなされやすいため、該当記事を下書きにして非公開状態にする |
10回目 | 2018/11/23 | 2018/11/23 | 10 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・フォーラムに来ていた回答の以下を実施 ・お店のレビュー記事について、行列はどれくらい?何分待ちか?テイクアウトできるか?等読者に有意義な情報を加筆 ・写真の中にある文字を、分かりやすくテキストとして掲載 ・利便性向上のためお店や商品のレビュー記事に公式サイトのリンクを追加 ・独自性を出すため全体的に内容を深堀りするように修正 ・記事の最後のまとめで本文にも記載したことを繰り返し書いていた部分を削除 ・お店レビューについて公式サイトやレビューサイトに記載されているような、お店の基本的な情報を削除 →複製コンテンツの対策 |
11回目 | 2018/12/1 | 2018/12/2 | 11 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・全記事をブログコピーチェックで一致率を30%未満になるように修正 ・独自性を出すため問い合わせとプライバシーポリシーに簡単な導入文を追加 ・ブログのサブタイトルに運営者の情報が分かるようなものに変更 ・自分の記事内に複製と判断される可能性があるので、同じ言い回しや単語を見直し |
12回目 | 2018/12/5 | 2018/12/5 | 11 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・内容は異なるがタイトルが似ている記事が2つあり、記事を2つに分けているように見えたので、ひとつを下書きにして非公開 |
13回目 | 2018/12/6 | 2018/12/6 | 10 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・記事が少ないことが原因と考え公開記事を少し追加するために、過去に下書きにした記事を公開 ・全体的に誤字脱字がないかチェック |
14回目 | 2018/12/7 | 2018/12/9 | 13 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・何が複製かを見極めるために、公開中のものから独自性の高いものだけ公開に変更 |
15回目 | 2018/12/9 | 2018/12/12 | 7 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・どのカテゴリにもきれいに収まらないような少し浮いていると感じる記事を下書きに変更 |
16回目 | 2018/12/13 | 2018/12/14 | 6 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・ITの技術記事を下書きにして、お店とプロダクトレビューのみ(計4記事)を公開 ・記事内で同じ画像があるものは、重複コンテンツとならないように削除 |
17回目 | 2018/12/14 | 2018/12/16 | 4 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・プロダクトレビュー記事を下書きにして、お店レビュー記事のみ(計2記事)を公開 ・ブログのロゴ画像と似ているサイトがいくつかあったので、重複コンテンツとならないようロゴを削除 |
18回目 | 2018/12/16 | 2018/12/20 | 2 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・プライバシーポリシーをPDFに変更 |
19回目 | 2018/12/21 | 2018/12/21 | 2 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・お店レビュー記事を下書きにして、プロダクトレビュー記事とIT技術記事(計4記事)を公開 →どの記事が複製コンテンツであるか探るため記事の出し入れを行う |
20回目 | 2018/12/21 | 2018/12/23 | 4 | 価値の低い広告枠 (コンテンツが複製されているサイト)について | ・プロダクトレビューを下書きにして、IT技術記事のみ(計2記事)公開 |
21回目 | 2018/12/24 | 2019/1/1 | 2 | 価値の低い広告枠(作成中のサイト) | ・ITの技術記事のみなので、ブログタイトルや運営者情報に一貫性を持たして、ITの技術特化ブログに修正 ・IT技術記事を1つ追加 |
22回目 | 2019/1/8 | 2019/1/9 | 3 | 価値の低い広告枠(作成中のサイト) | ・記事の一つにシステムのログを掲載していたが、長いログで見にくいため、必要な箇所のみ抜粋に変更 |
23回目 | 2019/1/9 | 2019/1/10 | 3 | 合格 |
おわりに
今回はアドセンス審査に22回落ちて実施した対策について紹介しました。
少数精鋭記事のシンプルなブログにしたうえで最新情報チェック&仮説と検証の繰り返しが合格への近道です。
20記事30記事ある状態で最新情報を取り入れても、原因がより分かりにくくなってしまいます。
ボクは20回以上落ちましたが諦めずやり抜いたことが自信になりました。
今ここまで読んでいただいた方も審査に悩んでいるかもしれませんが、是非諦めずにひとつでも参考にしてトライしてみてください!
[…] Millet’s Log […]
合格おめでとうございます!
2回目での合格はうらやましい^^
ブログも拝見させていただきました。
紹介していただきありがとうございます!
[…] Millet(ミレー)様が運営されているブログ記事で、 […]
[…] ミレーさん(@3llet)【2019年1月合格】アドセンス審査に「価値の低い広告枠」で22回落ちた僕が… […]
[…] Millet(ミレー)様が運営されているブログ記事で、 […]